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★WGT-EXTRA13 【2025年日本国際博覧会】 実施報告
●国 名:多数
●開催:くら寿司 大阪・関西万博店[大阪]
●実施日:2025/9/2(土)
●参加者:3名(幹事:善恵姉)
WGTを長くやっていると、どうしてもクリアできない国が残ってしまいます。
国際イベントをプラットフォームにした開催は、そうした国をクリアする絶好の機会となるわけで、大阪・関西万博は格好の実施環境でした。踏まえて、善恵姉にご尽力いただき、本割ではサウジアラビアとバーレーンの実績を作ることができました。
しかし、もう一箇所魅力的な会場を発見！ 料理は一品ずつながら、未だWGTに登場しない国の料理を多数体験できると分かったのです。それがくら寿司 大阪・関西万博店でした。引き続き善恵姉に幹事対応いただき実施に漕ぎつけました。
もっとも、御国探訪を充実させるためには料理一品のみでは物足らず、またテーブルトークを各国1時間ずつ確保するわけにもいかず…ということからWGT-EXTRAとして開催することにしたわけです。本割にしないと正式実施したことにならないので勿体なくもあるのですが、そこを安易に妥協しないのがWGT活動の拘り。それでも単に食べて終わるわけでなく、一言テーブルトークはこなしましたので、それら含めて記録を残しておきましょう。
実施についてはいくつかのカテゴリに分類できました。
一つにはWGT未実施国、一つには第10フェーズの残国中おそらく開催できないであろう国、一つにはこれまでにこじつけ開催した認識がある国、一つにはWGT168サウジアラビアの延長戦。
結果実施した国は以下の通りとなります。
WGT未実施国を総ざらえ
中央アフリカ共和国
フライドティラピア登場はアフリカを代表する魚ティラピアのフライ
別に、ティラピアをキャッサバの葉に包んで蒸した
マカヤブという料理がむしろ代表料理です
日本との交流は乏しく
2005年には情勢悪化もあり
現地日本国大使館は閉鎖されています
(カメルーン大使館が兼轄)
コソボ共和国
チョフテ登場はトルコ料理系ミニハンバーグ
これに限らず、コソボ料理は
東欧・トルコ系料理と被ります
2008年にセルビアから独立したばかり
そうは言っても国体の維持には
苦労しているようです
ベリーズ
ハバネロチキンベリーズで人気がある食材のチキンと
特産ハバネロの組み合わせ
ハバネロソースは土産物にもどうぞ！
マヤの遺跡やサンゴ礁が見どころも
ギャング組織が暗躍する地域も
日本も有力支援国ですが緊密さは感じません
パナマ共和国
エンサラダデフェリア
このビーツ入りポテトサラダは
在日パナマ大使館のHPでも紹介されています
定番相棒はチキンライスとのこと
パナマ運河に関わる運営ビジネス・雇用創出
船籍ビジネスで、割りと良い経済状況
パナマ帽…実はエクアドル起源です！
東ティモール民主共和国
エッグタルト
東南アジアらしからぬ卵風味のタルト
宗主国ポルトガル料理が起源
どこの料理として食べてもいつも美味と感じます
2002年にインドネシアから独立後
長く政情が安定しませんでしたが、
近年やっと落ち着いてきた模様
カタール国
ルカイマット
カタール風ドーナツ
カルダモンとサフランで味付けされた団子を揚げ
、砂糖シロップをかけますが、その他の味付けも多彩
外はカリカリ、中はフワフワが理想だそうです
アルジャジーラの本拠地、ドーハの悲劇の舞台
アルファベットQから始まる唯一の国…
国家そのものより間接情報が有名な国です
マーシャル諸島共和国
ポキ
ポキってハワイ料理では？
伝播して独自色が生まれた模様
シンプルで家庭料理の色彩が強いのが特徴
日本文化の影響もちらほら
マグロを獲りもすれば、日本料理もある国です
水爆実験が行われたビキニ環礁はこの国
ソロモン諸島
キャッサバ芋フライ
タロイモ、サツマイモ…主食は多彩な芋類
キャッサバも様々な料理に化けます
フライでなく名物プディングで食べたかった…
電気や水道もままならない不便な国
氏族ベースの社会構造で統治されています
第二次大戦で有名なガダルカナル島はこの国
バヌアツ共和国
スープミート
世の中的には汁気の多い肉野菜炒めと説明
でも肉団子の体でした
牛肉であること、中華系の味付けも特徴
成人式は恐怖の天然バンジージャンプ
実際現アクティビティの起源だそうです
大人として認められる通過儀礼です第10フェーズでクリアできなさそうな国を代行実施
ミクロネシア共和国
ミクロネシアンチキン醤油・ビール・レモン汁…のシーズニング
面白い組合せ、でもどこがミクロネシアン？
コスラエ島の名物料理だそうです
WGT27[案内][報告][補足]で実施
京都で開催、奇跡の実施環境でした過去のWGTで無理やり開催した国を帳尻合わせ
イエメン共和国
バナナブレッドプリンアラビア語でマソブ(masoob)
バナナとパンに蜂蜜をかけた料理
デザートではなく朝食メニューです
WGT47[案内][報告]で実施
イスラエルレストラン利用の反則開催でした
アラブ首長国連邦
パパロティコーヒーフレーバーの焼き菓子
マレーシア発祥ってあるんですけど？
ベトナム、インド、オペラ歌手とライバル多し
WGT136[案内][報告]で実施
店名にドバイを冠しているだけで選店しましたWGT168サウジアラビアの回の延長戦
サウジアラビア王国
ウムアリ
生地・クリーム・フルーツを重ねたデザート
伝説は1257年エジプト発祥と伝えます
「アリの母」の意味で、アラブで広く知られます
WGT168(本回と同一日)で実施
(本割リンクはページ上下からどうぞ)
サウジアラビアオリジナル料理にしてよ！
想像通り！と思う国もあれば、へぇ〜こんな料理がと思う国も。しかし、これは別の国の十八番でしょう！という料理については、オリジナリティあるメニューにしてほしかったなぁとの感想。でもまあ、国境を持たない料理もありますからね。発祥地を凌駕する人気になった理由や御国に合うようにカスタマイズされたポイントを把握することの方が大切なのでしょう。
また、こう並べてみると、まだまだ実施できていない国があるなぁと改めて気付かされました。つまり、それだけ日本との関りが小さいのだと言えるかと。でも、日本が世界平和希求し、小国・遠国であっても密な友好関係を築くことに熱心になれば、まだ触れぬ国が身近になっていくに違いありません。国際政治においてはナショナリズムの潮流が強まっている昨今ですが、自国利益中心ではなく相互の発展を基軸に協力・援助・交流をすることで、こうした国々の文化を知ることになりたいものです。
本割開催で再会できることを祈って本回を締めたいと思います。
WGT主宰 Tosh
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