WGT163アルゼンチン料理(報告)

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★WGT 第10フェーズ第27回(通算第163回)【アルゼンチン料理】報告

●国　名:アルゼンチン共和国[亜爾然丁]

●実施日:20２5/5/14(水)

●参加者:3名(幹事:Tosh)

　今回アルゼンチンの回は、主宰Toshが幹事。昨今幹事づいていたので、新規国を発掘するパワーは無く、WGT-I実施国の中から選国しましたが、対象残国の中からは思い入れのある国に白羽の矢を立てました。その理由はというと、国としてアルゼンチンに親近感があるというわけではなく、あくまでもWGT-Iで食したアルゼンチン料理が美味しかった思い出が強かったからです。この二番煎じというか、柳の下の二匹目の泥鰌というかを自らリードしたかったわけです。
　果たして、料理については期待通りの充実感を得られたものの、御国については知名度面での存在感に比して、知っていることが意外に少なかったということにも気付かされました。

　アルゼンチン料理から振り返ります。
　今回は定番料理を中心にチョイスしました。実際何も相談せずして店の方からも「おすすめ」としてアピールされたもの。「言わずもがな、言われなくても行きますよ！」と心の中で返事したのものです。

　先鋒はエンパナーダ。具入りのペイストリー。
　ビーフとチーズがあってどちらにしようと思案していると、「どちらも出しましょう」と半分に切りつつ、それだけでお腹一杯にならないように工夫してサーブしてくれました。
　ビーフは辛くないサルサクリオージャ、チーズははちみつソースを付けて召し上がれということだったので流儀通りに食します。
　前者の組み合わせはソースが肉の臭みを消す効果を感じ、かつ口内に爽やかな冷気がスーッと通り過ぎる感じがしたものです。トマト(赤タマネギ？)とタマネギがメインのソースでしたが、コリアンダーか何か香草が入っていたでしょうか？この香りに乗って肉の芳香も鼻に抜けて、なかなか乙な味わいでした。
　後者はチーズとはちみつの組み合わせの妙に感激。ゴルゴンゾーラチーズの発酵臭を押さえるかのようにはちみつの甘さが引き立ち、ありそうで経験したことが無かったこの組み合わせの絶品さに惚れこみました。最初の一口目で「おっ！」と思って、二口目でやっぱり！と、何て最初から奥深い料理…と思って止みませんでした。思えばチーズのエンパナーダの存在を認識していた記憶が無く、もしかすると初めての出会いだったかもしれません。

　サーブ順ではありませんが、次鋒はパステルデパパ。メニューには、アルゼンチン風グラタンと補足が記されていました。
　メニューの補足に釣られて注文したものの、何処がアルゼンチン風なのかは判然とせず。帰宅後レシピを確認しても、特に珍しい食材や調味料が使われる感じでもなく、要はポテトとひき肉とチーズのオーブン焼き。言い直せば、パスタ抜きのラザニア、ベシャメルソース抜きのグラタンというべきもの。
　この手の料理は大体失敗無く美味しく仕上がるものですが、この料理も同様でしたね。
　と、おそらくこの料理は料理方法や食材にポイントがあるのではありません。アルゼンチン史において絶大なる人気を誇ったエビータ(エバ・ペロン)に纏わる逸話があるゆえでしょう。
　時は20世紀初頭。やせ地でも育つジャガイモは多くの国で有用作物として食されていましたが、アルゼンチンでは「悪魔の植物」と呼んで敬遠していました。ジャガイモの芽に含まれるソラニンで中毒を起こす人が多かったためです。そこでエビータは、ジャガイモのレシピ本を発刊し、安全に食す方法と共に、貧しい家庭にも行き渡るようと、食生活への組み込みを啓蒙します。そのレシピの中で、夫フアン・ペロン大統領の大好物だったのがこのパステルデパパ。それは失脚後の亡命先でもエビータのレシピ通りに作らせて食べるほどの拘り様でした(その頃にはエビータは他界)。
　後付けになってしまった知識の調味料ですが、脳内で味を足してみたら、味わい倍増という気分になってきました。

　中堅はチョリパン。チョリソーをパンで挟んだサンドイッチ。アルゼンチンのソールフードとされるスナックです。
　アルゼンチンでは、牛肉と豚肉からできたソーセージが定番。実食もそうでしたが、かなりジューシーで、硬めのパンとの相性がとても良い感じ。
　アサード(BBQ)で肉が焼けるのを待つ間のオードブル的な役割があるようですが、むしろ、アメリカにおける野球観戦時のホットドッグよろしく、カナダにおけるアイスホッケー観戦時のチキンウィングよろしく、アルゼンチンにおけるサッカー観戦のお供としての存在感の方が顕著かもしれません。さらにはタクシー運転手のランチ、町中の屋台販売など、まさに国民食。
　アルゼンチンを旅した時、一番ジモピーと親密になれそうな名物料理です。

　三将はウミータを挙げましょう。トウモロコシの蒸し料理。
　一通り目当てのものを食した後、まだ胃袋に空きがあるとして注文。Y姉が「先住民の料理」の記載を見つけて白羽の矢を立てたものです。
　とは言え、アルゼンチンの先住民って情報が少ないんですよねぇ。とは言いつつ心配無用。ペルー、ボリビア、チリ、エクアドルでも食べられており、そちらの先住民を想像すれば良いです。でも、国ごとにちょっとずつ個性があるようです。
　そのバリエーションの詳細は省略しますが、今回食したものは、トウモロコシの葉っぱで包まないスタイル、トウモロコシの粒が残るタイプ、オプションのチーズが足されたバージョン、逆にオプションの緑色系の野菜は足されないバージョン、トウモロコシの甘みを感じる味わい…。間接的にご理解いただけますでしょうか？
　そういえば、会食時には話題にしなかったものの、似た料理としてタマレス、ポレンタを思い出していました。タマレスはメキシコ以南の中央アメリカ、ラテンアメリカで食されるトウモロコシ料理で、先住民の料理ゆえ関連があるのかと思った次第。ポレンタはイタリアにおけるトウモロコシ料理なのですが、「ウミータは先住民料理」と釘をさされているのでイタリア移民が持ち込んだ料理ではない、と直ぐに取り下げ。
　因みに料理として、タマレスとの違いは、タマレスは乾燥トウモロコシ、ウミータが生のトウモロコシを使用。タマレスは肉や具材も主役、ウミータは具材を控えめでトウモロコシが主役。ポレンタとの違いは、ポレンタがスープで練り、ウミータが牛乳で練る。ポレンタはざらついていつつモチモチ、ウミータはマッシュポテトや粥のように柔らかい。ポレンタはサイドディッシュや食材(追加で料理される)格、ウミータは主食・主菜格。こんな感じです。
　実食感想は、またグラタンが出てきた！って見た目の感想がありつつ、牛乳やチーズのためかなかなかまろやかで、あまり先住民の料理という気分になりませんでした。時代が下って洗練されたかな？

　副将はランプステーキ。説明不要に下腰部の赤身肉のステーキ。
　これも胃袋の空きを見越して追加注文した一品。本当はアサードを食べたかったんですけどねぇ～。流石に新宿のマンションの一階で炭火を焚くわけにもいかず…。代役として登場いただきました。
　まぁ、ランプ肉なので不味かろうはずもなく、むしろアサードより上にもなろうかとも思って溜飲を下げるわけですが、やはり表面が粗野に焼け焦げていたり、硬いねぇ～とか愚痴りながら食すアサードの方が、ガウチョの食生活も彷彿とさせて雰囲気が出ます。
　それでも、トマトとタマネギとパプリカをベースとしたサルサは、アルゼンチン風と言えるかなぁと思いつつ、通常のステーキハウスで食べるランプステーキの食し方とは一風違った味わいを楽しみました。

　いよいよ大将。ミラネサです。薄切り牛カツ。
　登場順番は2番目でした、個人的にはアサードやエンパナーダを超えて最重要メニュー。昨今アメリカ大リーグMLBでは2番最強説がまことしやかに叫ばれていますが、まさにそういうこと。私が言うまでもなく、アルゼンチン人にとっても人気上位でありますけどね。
　開催案内で記した通り、ミラノ風カツレツに端を発する料理で、イタリア人移民がもたらした料理。南米諸国に広まりもすれば、トッピングも様々にあって、その個性も楽しみどころ。
　今宵のミラネサはチミチュリのサルサによる味付けがアルゼンチン料理らしさを醸していました。個人的にはそれが無い方が好きなのですが、アルゼンチン料理を味わうということにおいては、それを楽しまない手はありません。ランプステーキ同様、この手の料理は何処で食べても美味しいと思いながらも、バジルの風味が爽やかに口内に広がり、肉の香りと調和する味わいは個性的かつ魅力的だったと言えましょう。

　さて、食べたものを並べ立て、かつその美味さに言及してきましたが、ちょっと断っておくと、この美味しさはレストランで背筋を伸ばして食べる料理としての美味しさではありませんでした。家庭料理的に、こんな料理を日々食べられるのか？的な美味しさ。例えば、食材は普通でも味付けの妙によっていくらでも美味しくなるし、料理の仕方次第でいくらでも食感は変えられるしということ。なので、洗練さはあまり感じません。母親がこのレベルで作ってくれたら最高！という評し方です。
　南米食文化の個性と違い、イタリア料理とスペイン料理の良いところ取りをしているアルゼンチン料理だけあって、家庭料理といえども、ワイルドさばかりではない上品さを感じてイメージを覆されるのです。
　やはり、アルゼンチン料理はアルゼンチン料理！期待通りの結果を出してくれ、ただものではない！と思わせてくれました。

　延長戦として蛇足を一つ。
　話題になったがペンギン料理というものはあるのか？ということ。
　良い気付きだなぁと思ったものの、調べてみると基本的にそのような食文化は無い模様。そもそも現在はペンギンを食すこと自体禁止されていますが(食用ではなく油を目的として乱獲されたため)、例外として許されている民族や無視して食べている民族もいないようです。生息地の観察したドキュメンタリーを見ていてもどうりで逃げないわけです。
　但し南極の越冬隊など過去の実食記録はあって、「クジラやアザラシの肉と似た味、脂が多く肉臭があるので、3度くらい茹でて照り焼きとか味噌煮にして食せば、まぁ美味しく食べられる」そうです。
　じゃあ、卵は？これも一工夫しないと生臭さが気になるとのこと。
　ペンギンを食すことについては、緊急事態以外は関心を持たない方が良さそうです。

　以上がWGTアルゼンチンで食したラインアップ。デザートはどれも対応できないとのことだったので、追加も料理を注文したのですが、それにしても肉料理ばかりが並びました(唯一追加注文したウミータが例外)。スターティングメンバーをオーダーした段階で、ぼそっと「野菜が無いなぁ…」と呟いたら、店の方が「料理の付け合わせにあるので頼まなくても良いです」とのリアクション。そもそも肉食主義国の料理なので実は想定内でした。
　さらには、注文量も人一倍だったようで、最初の注文で「そのくらいで十分かと…」、追加注文で「(まだ食べるの？大丈夫？)」という顔をされ、最後には「たくさん食べられましたねぇ」と、ちょっと引かれました。(笑)
　それだけ満喫させていただいたということです。

　そんなアットホームなアルゼンチン料理を提供してくれたのが新宿のアルゼンチングリル。
　新宿西口からちょっと歩いた新宿区立西新宿中学校付近にあるのですが、雑居ビルが立ち並び、薄暗くもあれば、客引きもいたりして、ちょっと怪しい風情。しかし、後々確認すれば、「比較的安全な地域とされている」とのこと。まぁ中学校があるくらいですからね。
　それよりも、店の場所に辿り着くのに皆一苦労。誰も彼も目の前までは普通に到着するのに、そこからが難儀するのが共通で、事前に分かりにくいと書かれている記事を呼んでいたり、看板がちゃんと出ていたりするのにやはり迷う。実際「えぇ～、ここから入るのぉ～？！？！？！」という場所にあるから、どうしても視線から外れてしまうのです。人間の脳内処理というか視覚処理というか、はたまた心理作用なのか何かの法則なのか、人体が駆使する省略のメカニズムが如実に感じられる場所にありました。

　やっと見つけて店に入ると、かの革命家：チェ・ゲバラ(アルゼンチン生まれ)の大首絵に睨みつけられつつ(cf.他の人物はタンゴ歌手：カルロス・ガルデール、サッカー選手：リオネル・メッシ、ミュージシャン：グスタボ・セラティ)、カウンター席へ誘われます。久しぶりに横一列での会食に(WGT111ケニア以来だったかな)。
　前述したように、何会話する前からおすすめ料理を案内してくれる気安さ。女性二人で対応されていたのですが、身の上話を聞くようなことはしなかったものの、お顔立ちはモンゴロイド、世の中の情報では生まれも育ちもアルゼンチン、結論としては日系二世のアルゼンチン人とのこと。もう20年以上になるらしいので、今更日系も日本人もないですけどね。
　店舗は2018年から。それまではキッチンカーを中心に活動されていた模様。アサードのような豪快な料理は、実は特別な料理であって、アルゼンチンの家庭料理を紹介したいとの想いで開店したとあって、アサードが店のメニューに無いばかりか(予約で特別コースは相談可らしい)、他の料理も家庭的な印象を抱いたのは、まさに店のコンセプトでした。
　日々、このような料理を食しているかと思うと、それだけでアルゼンチン人を羨ましく思ったものです。

　アルゼンチン蘊蓄については、冒頭「思いの外知っていないことを知った」と記しましたが、何が驚いたのってその一番は、先住民の歴史が追えないことでした。メキシコのマヤ文明やアステカ文明、ペルーのナスカ文明やインカ帝国、ブラジルやコロンビアのアマゾン文明など、聞けば思い出すくらいの文明はありそうなものですが、確かにペルーで栄えた文明がアルゼンチン北部を領土とするケースはあったものの、アルゼンチンで栄えた文明が全くと言ってよいほど登場しません。
　一応、マプチェ族と呼ばれる先住民が南アメリカ南部に点在していたようで、インカ帝国やスペイン人の侵略にも抵抗をし続けられたほどの能力をもっていたのですが、何故か徒党を組んで文明を作り上げるまでの意識は持ち合わせなかった模様。それでも有力勢力をなんとか押し返したのですから立派なものです。

　もっとも文明が形成されなかったのは、意外と単純な理由かもしれません。要は人がいなかったということ。
　世界第8位の国土面積、日本の7.5倍に及ぶ広大な土地に、1650年時点で30万人以下！ 1800年ごろに55万人(江戸は既に100万人越え)、初の公式調査がなされた1869年時点で183万人と、何たるスカスカな人口密度(その後は移民が増えてマシになっていきます)。マヤ文明やインカ帝国では1000万人くらいいたらしいので比べ物になりません。
　インカ帝国やスペイン人もマプチェ族の抵抗を制圧できなかったとされますが、１グループががあまりにも小さすぎるので、攻めるべき対象や文明が無いと考えたのか、攻めようにもスーッといなくなって肩透かしを食わされる格好になったのではないかとも察せられます。
　ブラジルのアマゾン流域に広がる密林には、未だ裸族がいるとされます。冒険家くらいしか関心が向かないであろう奥地まで攻め入って彼らを配下に収めようとしないのと同様に、「統治するのに実害無し、放っておけ」とされた気がしますね。

　この南部にあるサンタ・クルス州には、もっと興味深いかつもっと歴史を遡る魅力的な史跡がありました。果たして、クエバ・デ・ラス・マノス。スペイン語で手の洞窟を意味する通り、多くの手形が残された洞窟壁画があるのです。なんと紀元前550年ごろの物と推定されます。
　エチオピアで発生したとされる我らが人類、アフリカ大陸を北上し、ヨーロッパやアジアを経て、氷河期にベーリング海を渡って北米大陸に、さらに南下して南米大陸に到着もさらに南へ。この間何世代経過したのかと想像だにしえないほどですが、エチオピアからアルゼンチンの長い旅を終えた種族がこの地で手形を残しつつ、自分たちの生活を記録したのだと思うと、時の流れを壮大さを覚えます。スペインのアルタミラ洞窟やフランスのラスコー洞窟の歴史に比するとひよっこレベルですが、それでもこの遊び心が感じられる壁画に惹かれてしまいました。

　あとはちょっと小ネタを並べておきましょうかね。
　2週間で5人の大統領が交代したというエピソードがなんともなんとも。
　時は2001年末、アルゼンチンは経済危機に瀕し、国民の不満が爆発寸前でした。
　　①その責任を取って、フェルナンド・デ・ラ・ルアが辞任(1999年12月10日～2001年12月20日)
　　②後任は上院議長が代行するも、継続要請を拒否し、ラモン・ブエルタが辞任(2001年12月21日～2001年12月22日)
　　③後任は改めて選挙されましたが、デフォルトを宣言したことで求心力を失ったアドルフォ・ロドリゲス・サーが辞任(2001年12月23日～2001年12月30日)
　　④後任は下院議長が代行するも、継続要請は無く、エドゥアルド・カマニョが辞任(2001年12月31日～2002年1月1日)
　　⑤後任は三度の選挙がなされ、デ・ラ・ルア大統領の残り任期を全うしたエドゥアルド・ドゥアルデが辞任(2002年1月2日～2003年5月25日)
　これが顛末。
　ロドリゲス・サーの失脚がなければ、ラモン・ブエルタが大統領就任要請を受諾していれば、大統領不在期間を作らない仕組みに拘らなければ…この奇妙な現象は起きなかったわけですが、それ以前にデフォルトを起こすことに馴れてしまうほどの金銭感覚の乏しい財政政策をなんとかしてほしいものです。

　そうそう。関連で興味深い名言？を見つけました。
　「世界には、４つの国しかない。先進国と発展途上国、そして日本とアルゼンチンである。」1971年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者サイモン・クズネッツの言葉。
　日本とアルゼンチンが何を象徴しているのかというと、日本：発展途上国⇒先進国を実現した国、アルゼンチン：先進国⇒発展途上国を実現した国ということ。共に珍しいことを成し得たゆえ代名詞とされたようです。苦笑。

　最後に時事ネタです。
　WGTアルゼンチンが開催された1か月ほど前の2025年4月21日、さる有名な方が亡くなられました。
　ローマ教皇フランシスコです。アルゼンチンはブエノスアイレス生まれ、初の南米出身教皇でした。
　折角なので、その信条を連ねておくと、貧困層への支援、環境保護、社会的公正の推進に重点を置いていました。特に貧困問題への関心は強かったようで、フランシスコという教皇名も、清貧と平和の使徒で中世イタリアの聖人アッシジのフランチェスコに因んでいたほど。
　だからなんだということでは無いのですが、WGTの開催に合わせてその国のネタが転がってくるという不思議な現象が今回もあったなぁと思ったわけです。
　まずはご冥福を祈ります。

　アルゼンチンの役立つ一般的知識が増えたかというと、そんなことは全く無かったのですが、その歴史を知るに、有史以前のアルゼンチンの地を想像できたことが興味深かったです。
　もう少し経済が安定したら、関心を持って現代のアルゼンチンの魅力を追っかけてみたいと思います。こんな美食を提供する国なのですから、何かしら根付いる本質があるはずですので。

　次回以降です。
　第160回はToshがガイアナ料理を担当。開催日を確定して実施待ち。
　第161回は須坂姉がインドネシア料理を担当。実施済。
　第162回はToshがザンビア料理を担当。開催日を確定して実施待ち。
　第164回は善恵姉がデンマーク料理を担当。日程調整中。
　第165回はアミタ姉がカナダ料理を担当。企画中。
　第166回はToshがマラウィ料理を担当。開催案内も作成せず、WGT160と162と併設して緊急開催かも…
　今後のWGT、いずれの回も皆さま奮ってご参加ください。

WGT主宰 Tosh

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