TW20第11回行程ご案内

〔概要〕
　昔の面影がほとんど感じられない江尻宿と府中宿。
　めぼしいポイントが無いので専ら食い気を満喫させる旅になってしまいました。
　遅い昼食だったにも関わらず、まず、午後2時には有名店の安倍川餅屋を訪ね、冷蔵庫保存は駄目、明日までに食べなきゃ駄目、持ちかえりは1000円からじゃないと駄目、真っ直ぐ傾けないようにしなくちゃ駄目…と、バイブルの解説通りの横柄な接客を受けながらやっとの思いで購入し、安倍川河川敷で少年サッカーを見ながらパクついたわけです。美味しかったのですが、そんなことより、飛んでいたトンビが「ピーヒョロロ」と鳴いていて、本当にこんな風に鳴くんだなぁてなことに気を取られてしまいました。涼やかな心地よい午後の一時を過ごし気持ち良かったです。
　そして、さらに快調に進む足のために、今度は午後4時には、丸子名物とろろ汁定食を食する羽目に…。もう食べられないよぉとの思いもあったのですが、そこはなんとかなるもの。女の子のデザート用胃袋の如く隙間を開けて詰め込みます。こちらはその辺りのタンとろ定食とは違い、かなり美味しくいただきました。次の行程でもチャンスがありそうです。ご希望の方参加した際は試してみてください。
　本日の行程はここで終わりにしたのですが、まだ食物三昧は続きました。静岡駅に戻ると時間が夕食時だったので、無意識に駅弁を買ってしまったのです。アッと思った時は既に遅し。仕方がないので食べてしまいました。
　お蔭で私のお腹は妊婦状態。苦しくなってきたんで揺れの少ない新幹線使って帰ってきちゃったんですが、あぁ無駄遣い。
　なんか楽しくなかったみたいに書いてしまいましたね。決してそんなことはなく、良いハイクだったのですが、前日にテニスをガンガンやってしまって少々疲れ気味だだったかもしれません。次回は体調整えてLet's GO！
　ご都合と興味ある方は気軽に？ご参加ください。

廣重東海道五十三次保永堂版 <江尻>	Tosh 東海道五十三次 TW20版 <江尻>
東海道からかなり外れた日本平からの眺めとされる。見えるはずの富士山が無いのは保永堂版と同じで良いが、駿河湾まで見えないのは…。
廣重東海道五十三次保永堂版 <府中>	Tosh 東海道五十三次 TW20版 <府中>
安倍川の渡し。望遠で撮るともう少し「らしく」なったかしら？

〔集合〕
　さて、ちょっと調整させてください。
　今回、初めての車で現地へ行くことを検討してみたいと思います。
　愛車弁兵衛君が参加したいとわめくもので…
　まずは参加希望の方は出席意志をご明示ください。
　定員オーバーになった段階で再度電車案内を差し上げることにします。

〔概要〕
　丸子宿・岡部宿は山間の鄙びた宿場。廣重の絵も田舎っぽいタッチで実に良い風情。
　共に、本陣跡以外にはめぼしい史跡は無いようですが、幾つかの逸話は残っているようで、途中の宇津ノ谷集落には、小田原攻め時の秀吉や伊勢物語の在原業平に纏わるものの他、歌舞伎「蔦紅葉宇都谷峠」の舞台であり、鬼伝説もあります。詳細は本番行程時にでも。
　藤枝宿に到着すると府中宿以来の賑わい宿になります。廣重の絵も問屋場の賑わいを描きます。
　こちらも史跡は少ないものの、松が見所のお寺が幾つかあるようです。結構立派みたいですよ。
　静岡県もやっと半分。長い県です。本当に。

〔準備〕
　・現金
　　　①食費
　　　②交通費　集合場所までと終着地点から車に戻るまでの電車賃というところでしょうか。
　・服装
　　　①山あいの道を行きますので靴には注意要。
　・食事/水
　　　①今回はちょっと辛いかな。
　　　　スタートでとろろ汁の腹拵えするか、コンビニで買って持歩きかな。
　・地図/資料/文献
　　　①旧跡を訪ねる上でも何かしら準備された方が良いと思います。
　・カメラ、ビデオ、筆記用具、ガイドブックなど有意義に過ごせるgoods
　・そして、有意義な旅にするためにめいめいのテーマを引っ提げてきてください。(これは必須！)

〔その他〕
　現地までの交通機関の決定等ありますので、出席予定者は幹事まで連絡願います。
　車で行く前提で雨天時でも集合場所(別途調整)にお集まりください。
　気分次第で代わりにどっか遊びにでも行きましょうか。

タイトル	著作者	出版社	金額
東海道五十三次ハンドブック◎	森川昭	三省堂	1,600円(税別)
広重五十三次を歩く(上・下)	NHK出版編	NHK出版	各1,800円(税別)
広重の東海道五拾三次旅景色	堀晃明	人文社	2,730円(税別)