開催日時
平成30年7月1日(日) 午前11時〜 時間の許す限り ※現在日程調整中
開催場所
Atelier de Graine(いわゆるTosh宅)で開催します。
詳細は出席者に別途提示します。
参加者
コーヒー好きの方全て。
この案内状にてコーヒーに興味を持たれている方を適宜お誘いいただき構いません。
今回はこんな趣向にて！
Ｐａｒｔ1 インドコーヒーを楽しんでみましょう。
前回インドコーヒーをテーマにしましたが、その後自分自身の現地購入も含めて、次から次へとインド豆が手元に入ってきました。
現在5種類！ チェンナイ産、ベンガルール産、その辺のスーパーで売っているインスタント…。
どれが美味しいのか、どんな淹れ方をするのが正しいのか…、もう何が何だか分かりませんが、何はともあれ飲んでみたいと思います。
また、インドのコーヒーの飲み方の名称であるフィルターコーヒーの器具も入手しました。実演しながら楽しんでみましょう。
以下は第16回の説明文を再掲です
インドでコーヒー？ 聞いたことありませんねぇ。実は生産量にして世界7位なのだとか。
インドにおける生産はカルナータカ州70％、ケーララ州20%となっています。
豆種でみると、ストレートコーヒーに使われるアラビカ種とブレンドコーヒーに使われるロブスタ種が半々。
ベースはモカらしいですが(エチオピア、イエメンからゲットの歴史有り)、長年経てインドの風土に馴染んだか豆だけでスパイシーさが感じられるのだとか。
また、インド流は二つの容器を高い位置から行き来させ、空気を含ませて泡立てる入れ方をします。
かつミルクと砂糖はたっぷり、さらにマサラを入れて飲みます。インドらしいですね。
Ｐａｒｔ2 その他の地域のコーヒーを楽しんでみましょう。
それぞれ少量ですが、もう2ジャンルあります。
１）ハワイコナ
パッケージにMakua Coffeeとあります。
ハワイコナは、マクア(山)コーヒーとマカイ(海)コーヒーに分かれますが、マクアコーヒーの方が良質らしいです。
酸味が強い豆ですが、倉庫に1年間寝かせたオールドコナはほどよい感じに仕上がります。
今回はどうなるでしょう？
２）泡盛コーヒー
沖縄でコーヒーが採れるって知っていました？
と振ってみましたが、残念ながら今回は沖縄コーヒーではありません。泡盛コーヒーです。
5年物の古酒「暖流」を使って焙煎した泡盛コーヒーってことです。そんでもって、ベースの豆はコロンビア。
「透明感あるやわらかな風味」とあります。確かめてみましょう。
 ハワイコナ |
 泡盛コーヒー |
Ｐａｒｔ3 世界一高価で希少と言われるコーヒーを飲んでみましょう。 ※企画追加です！
インドネシアと言えば、マンデリンを中心としたご存じコーヒーの名産地。その一島であるバリ島からコーヒー豆を入手してきました。
でも、マンデリンではありません。その名はコピ・ルアク。世界で最も高価で希少とされるコーヒーです。
観光地プレミアムも足されて約8000円/250g。ウヒョォ〜！
その特徴が振るっています。
ジャコウネコに摂食されたコーヒーチェリーが糞として体外に排出。そこから取り出された未消化の豆を洗浄・乾燥・焙煎するのです。
すなわちうんちコーヒー！ しかし、ジャコウネコの消化酵素・腸内細菌の影響で独特の香味が加わり、逆にカフェインは半減するのだとか。
果たしてありがたいコーヒーなのか？という感じがしますが、世界もそう思ったらしく、1995年にイグ・ノーベル賞を受賞しています。
因みに、バリ島はこのコーヒーの主産地なのですが、豆自体のベースも「バリ」という日本には馴染みがないオリジナル品種です。
なお、勘違いしてほしくないのは、「世界一高価で希少＝美味しい」ではない！ということ。話題物ですので過度な期待はしないように。
ということで、3種入手してきました。アラビカ・ロブスタ豆混合、アラビカ豆オンリー、ピーベリー(丸豆)。
そうそう、淹れ方もマスターしてきましたので、含めてうんちコーヒーを楽しんでみましょう。
 コーヒーチェリー 赤い実だってことご存じ？ |
 ジャコウネコ 猫の顔してません |
 チェリーを囓ってみました 糞から出た状態ではないですよ |
 手持ちは糞の状態 その後綺麗に洗って選別します |
 焙煎は焙烙っぽいもので 豆は擂粉木で極細挽きまで |
 コピ・ルアク大集合 |
Ｐａｒｔ4 その他は適宜。
参加の皆様にも何かお薦めがあれば、適宜持ち寄りください。
また、Atelier de Grainsご希望あれば承ります。
毎度のショートスクリプト
コーヒーってどう飲むのが良いの？
ストレートコーヒーが…なんて粋がっているのは、実は勿体ない話
砂糖、ミルク、アルコール、卵…
コーヒーって、そんなにバリエーションを楽しめるんだ
その土地その人が生み出した豊かな想像の共有もまたおかし
かのごとき愛された飲み物に喝采を送ろう