WGT39 アフガニスタン料理(案内)

★WGT 第5フェーズ第2回(通算第39回)【アフガニスタン料理】案内

●国　名:アフガニスタン・イスラム共和国[阿富汗]

●開催店:BAMYAN(バーミヤン)[千葉県四街道]　閉店(2012/07以降)

●幹　事:山中兄

●実施日:会員向け日程調整メールをご参照ください[会員受付(入退会)は適宜行っています]

WGT(World Gourmet Tour in Japan)会員各位

　お待たせしました。今回担当する山中です。
　突然の指名ということでみなさまをどの国へご招待するか迷っておりましたが、"アフガニスタン"へご案内させていただくことにいたしました。　「アフガン」といえば山中ということで、予想されていた人もきっといるかと思いますが、唯一、アフガニスタン渡航を体験した貴重な人材としてご案内させていただきます。
　アフガニスタンは、イラン、パキスタン、中国など6つの国と国境を接し、典型的な多民族国家です。料理も周辺国の影響を受けたものが目立ちます。たとえば、スパイシーなシチュー(カレーというべき？)類、カバブ、ピラフ(パラウ)類、マントウ(饅頭)、ナン(パン)類などなど。日本ではインド料理でお馴染みな"ナン"は、実はアフガニスタンが生まれ故郷で、インドでは、ナッツの入った甘いナンを"カブリナン (カブールのナン)"と呼ぶそうです。
　"ウンチク" 　とは言っても私が渡航したときは、大使館員ですら外出を禁止されており外食なんてとんでもなく、現地の料理は堪能できませんでしたけど。と、いうわけで現地に行っても食することができない貴重なアフガン料理を平和な日本で堪能しようではありませんか。

　今回のお店は関東近辺で唯一本格的なアフガン家庭料理を食べさせていただけるお店「バーミヤン」をチョイスしてみました。「バーミヤン」といっても某ファミレスではないので間違わないように。場所は四街道なので少し遠いですが土日も候補に入れ日程の調整を進めたいと思います。もちろん電車に乗ってしまえばあっという間なので、平日でも問題ないと思います。みなさまの意見を聞いて決定させていただきます。

※神田にもアフガン料理の店がありましたが、去年の6月に閉店してしまっていました。(かなり人気店だったらしい。残念！)
※土日であれば某S氏のＢ●Ｗの送り迎えが付くかも？
※ランチタイム、チャイタイムもあります(土日限定)

※移転後住所
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店名:アフガニスタンレストラン　バーミヤン
住所:千葉県四街道市大日421　セルブ大日ビル2F
電話:043-433-2015
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アフガニスタン・イスラム共和国 (Afghanistan/AFG)
正式国名	Islamic State of Afghanistan	地域	アジア
首都	カブール	人口	2,176万5千人
言語	パシュトー語・ダリー語	通貨	アフガニー
比率1:2
■備考/ ・イギリスとの三回の戦争(アフガン戦争)を経て、1919年イギリス保護領から独立。・1979～89年ソ連軍が進駐した事実は「ソ連のアフガン侵攻」として記憶が鮮明な方もいらっしゃるかと。　共産主義体制に反発するムジャヒディーン(イスラム聖戦士)はアメリカ、パキスタンやサウジアラビアの支援を受けソ連を駆逐。流石のソ連もあの山岳地帯を舞台にした戦争環境と、バックアップには撤退せざる得なかったでしょうね。そして、この時のアメリカが提供した武器が…あの悲劇の解決を長引かせます。　しかし、その後のアフガンは、首都カブールを中心に、異なる民族やムジャヒディーン同士の内戦を引き起し、その結果多くの国民がイランやパキスタンに逃れることになりました。・1994年になると、パキスタンで組織されたイスラム原理主義を掲げる新興武装勢力タリバンが南部を制圧し、その2年後には首都カブールを陥落。北部同盟支配下地域を除く国土の9割を支配することになります。・2001年9月11日、かの有名なアメリカでの同時多発テロ後、アメリカ軍の空爆、北部同盟の反撃によりタリバン勢力は崩壊します。長引いた理由は、時代遅れとは言え、西側各国の提供した武器があったからと言われていますね。それにしても、ビンラディンはどうなっちゃったのでしょう。現在は、国連主導による難民支援、国家再興が急がれています。・住民は、パシュトゥーン人が約半数、タジク人が約30%、そのほかハザラ人、ウズベク人。宗教はイスラム教。 ※ちょいと他HPのそのままに見えたので、著作権侵害にならないよう事務局にてかなり加筆・修正しました。 ■面積/65万平方km(日本の約1.7倍)。

　そう、ご本人アピールの通り、今回幹事の山中兄は、なんとアフガニスタン渡航経験者なんですよ。どういうことかって？詳しくは言えないんですが、仕事関係でね！
　実は、今年もこの地への渡航計画があって、今度はToshが！と勇んで立候補したんですが、「お前は行ける立場かぁ！！」と許してくれないし、そうこうしている間に、会社として行かせられないって結論に。こんな国、会社の金じゃなきゃ行けやしないのにぃ！流れ弾に当たっても誰も恨まないから行かせてくれぇ～！と叫びまくっていたのですが、誰も私の声に耳を傾けてくれない…。会社辞めてやる…！
　と、バカなオープニングはさておいて…、今回はそんなこんなのアフガニスタン料理です。

　アフガニスタンと言えば、9.11テロを期にものすごくメジャーになった国ですね。ビンラディン、タリバンなんてキーワードを筆頭に知識は蓄えられ、実は親日国だったなんて話が出てきて、そうなのぉ？と思った方も少なくないのでは？アメリカとのいざこざを日本が仲介する可能性があるなんて聞いて、やっと国際貢献できるのかしらぁってドキドキしたものですが、やっぱり駄目でしたね。日本の外交能力にはほとほとがっくりさせられました。
　バーミヤンという地名も捨ておけないですね。もちろん、幹事殿ご紹介の通り、日本に蔓延する中華料理ファミレスのことではなくて、本場仏教遺跡のこと。タリバンが「爆破してやるぅ」って予告するんで、「オイオイ、歴史的遺産だぞ！ちょっと勿体なくないか？」って声にならない声で叫んだにも関わらず、とある日のニュースで、顔面ドッカーン…。あぁぁ…、やっちゃった…、もう戻らないんだよぉ…。でも、タリバン諸君にはきっと馬耳東風ですね。文化を尊重すれば何たる暴挙！となるでしょうが、イスラム教の偶像崇拝否定の教義を重んずれば当然の所業。頭ごなしに怒鳴りつけることも憚られるのが世界の雑多な価値観。破壊されることもその遺産に課せられた歴史であると言い聞かせながらも、なんともやるせない気持ちになったことを思い出しました。
　街道ウォーカーとしては、シルクロード上のルートなんてネタもありますね。なかなか話題豊富かしら。でも本番に備えてこの辺にしておきましょう。

　食も概観してみましょう。
　食材はイスラムの掟に準じたハラール。マレーシアの回でしっかり幹事殿にリードいただきましたね。食べることを神様に認められた食材を堪能しましょう。お店のメニューを見ると、何やら素朴な料理との印象。山岳地帯の冷たく乾燥した環境の中で、砂ぼこりを避けながら食すイメージです。この先入観は戦争関連報道の見過ぎかも知れませんが、実際食料不足国に名を連ねる国でもあります。贅沢言っちゃいかんです！アラーの神に感謝しながらいただきましょう。
　実際のメニューは、幹事殿紹介の通りですが、イスラム系あるいはインド系の混合的料理と言えそうな感じです。ちょっとクセがありそうでもあり、純粋に美味しそうでもあり楽しみです。どんなもんでしょうね。

　お店バーミアンは、日本で初めてのアフガニスタンレストランとのこと。
　幹事殿ご紹介で既に閉店した『神田カブール食堂』の主人の兄さんがやっているらしく、料理ばかりでなく文化を食べさせてくれそうです。益々楽しみ。

　そうそう、幹事殿注釈「※土日であれば某S氏のＢ●Ｗの送り迎えが付くかも？」は、定員がありますので恩恵を受けられる方に限りはありますがその通り。早めにツバ付けてください。因みに土日で無くても弁兵衛Ⅲは登場することでしょう。年休取得して参加じゃぁ！

　ということで、アフガニスタン出張を潰された代わりに！と言っても虚しいのですが、この数時間、心ゆくまでアフガニスタンを満喫したいと思います。
　皆でタリバンごっごをいたしましょう！！！笑えない？

　食を楽しみ、文化を楽しむ。日本にいながら世界旅行。
　文化を食して、異国の空気を感じましょう。
　美食に幸あれ！

WGT主宰　Tosh

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