●国 名:ベルギー王国[白耳義]★WGT 第4フェーズ第5回(通算第32回)【ベルギー料理】案内
●国 名:ベルギー王国[白耳義]
●開催店:Ｃｈａｍｐ ｄｅ Ｓｏｌｅｉl (シャン・ド・ソレイユ)[神田]
●幹 事:風間兄
●実施日:会員向け日程調整メールをご参照ください[会員受付(入退会)は適宜行っています]
WGT(World Gourmet Tour in Japan)会員各位
人口東京都よりやや少なめの約1、000万人余り。面積は3万平方メートルと日本の約12分の1。
さてさて、ベルギーと聞いてすぐに頭に思い浮かぶのは何でしょうか。そうですね。例えば、その容姿にもかかわらず、実はもうすぐ400歳に迫るジュリアン君の知名度は群を抜いているでしょうね。そのほか、幼いころテレビアニメで見た記憶が残っている少年とその犬の物語でしょうか。でも、物語の内容は概ね知っていても、それがどこの国の話なのかって、あまり知らないことかも(何となくオランダ辺りと勘違いしてたり)…。
そのほか食べ物だったら、すぐ思いつきそうなのは、ワッフルやチョコレートでしょうか。日本でもベルギー王室御用達のチョコレートメーカーのお店が結構ありますね。ですが、ワッフルやチョコレートでお腹一杯にしてしまうのも何かもったいない気もします。
よく知っているようで、よく知らない国、ベルギーもそんな国の一つではないでしょうか。
国民1人当たりのレストラン数は、ヨーロッパ1番あるいは世界1番とも言われ、首都ブリュッセルの繁華街にあるブーシェ通りは、食べ物横町とも呼ばれるらしい。
ムール貝を使った伝統的な料理など、フランス料理の影響を受けながらも、気取ることのないボリューム感が親しみやすいという人もいるようです。
また、飲み物ではビールが有名。ビール純粋令による厳格な製造方法の遵守が要求されるドイツとは違い、ハーブを取り入れるなど自由な発想で醸造されたものも多い。醸造場所もビール専門の醸造所に限らず、修道院で醸造されたものもある。その種類は1000を超え、レストランではワインリストならぬビールの銘柄リストが用意されているとか。
小さな国に凝縮された世界の食通にも認められるベルギー料理の一端を垣間見たいと思いませんか。
料理とビールを味わいながら、みなさんの灰色の脳細胞を活性化させながら、ベルギーにまつわる蘊蓄話を披露しあい、楽しいひとときを過ごしましょう。
今回、WGT開催のお店として、神田にあるシャン・ドゥ・ソレイユを選びました。
いくつかほかの店も考えましたが、店主による店の紹介文から、飾り気のない雰囲気と、客に満足してもらおうとする姿勢がうかがわれ、好感がもてると思ったことなどから選びました。
店名:Champ de Soleil[シャン・ド・ソレイユ]
住所:東京都千代田区内神田1-10-6
電話:03-5281-0333
地図:http://champdesoleil.com/
ベルギー料理ですか。
実は、次に主宰の私が幹事を指名されたら、この国を対象にしようと思っていました。指定国は早い者勝ちなので文句をいうつもりはありませんが、それなりの思い入れもあったりします。
ベルギーを訪れたのは、片手では語れないほど前のことですが、結構感動的な国だったと覚えています。
なんと言ってもムール貝。幹事殿も言及していますが、これがいろいろな料理方法でどれもが美味い！ バケツに入った塩ゆで？のような料理が記憶に残っていますが、ガーリック風味のオーブン焼も絶品。その他様々な料理に使われており、それぞれ楽しみにして注文したものです。また、ムール貝自体は他の国でも食せるのですが、ベルギーのそれはでかい！
例えば、マルセイユのブイヤベースにも入っていたのですが、先にベルギームール貝を見ているものだから、ちゃっちぃと思うことしきり。日本で食すムール貝も大きさは望めないのだろうと想像しますが、味には大いなる期待をしたいと思います。
その他の料理も定評のあるベルギー料理。ベルギーの料理を一言で大別すると、フランス料理とベルギー郷土料理が双璧ですが、どちらも美味しさに関しては超一流。ワッフル、チョコレートのデザート系まで隙が全くありません。このお店はどこまで堪能させてくれるでしょう。
食文化以外もとても素晴らしいベルギー。
王国という政治形態ゆえでしょうか？ とても美しく気品に溢れている国です。白壁の建物や騎馬警官などがその高貴さを際立たせてくれます。王立美術館も充実しており、ヨーロッパのメジャー画家に留まらず、マグリットやデルボーなど、独特で神秘的なベルギーそのものが生み出した画家の作品も高いレベルで展示されています。
歴史も興味深い！ フランスに併合されていた時代、オランダの一部だった時代、フランドルとして一国を形成していた時代…。そしてそれぞれの時代に重要な産業が芽生えてきたのもこのベルギー。重要な産業拠点であるからこそ、隣国に凌駕される運命にあったのですね。ＥＵ本部やNATO欧州本部がフランスでも無く、ドイツでも無いこのベルギー・ブリュッセルに鎮座する所以が分かるような気がします。
書き連ねは尽きませんが、続きはWGT会食にて。
あっ、そうそう、今回の幹事は風間兄です。自分が担当しようと思っていた国だったので、熱っぽく書いていたら忘れそうになってしまいました。ハハ。
食を楽しみ、文化を楽しむ。日本にいながら世界旅行。
文化を食して、異国の空気を感じましょう。
美食に幸あれ！
WGT主宰 Tosh
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