●国 名:インドネシア共和国[印度尼西亜]★WGT 第3フェーズ第7回(通算第23回)【インドネシア料理】報告
●国 名:インドネシア共和国[印度尼西亜]
●開催店:インドネシア・ラヤ[新橋] 閉店(2008/12/27)
●実施日:2003/07/25(金)
●参加者:5名(幹事:岸野姉)
バリ島ってどこの国？ インドネシア！
なんてことでこの国の存在を知る人も少なくない気もしますが、昨今は、東ティモール独立に伴い話題にもなった国。多少なりとも耳馴染みがある国ではないでしょうか。
そんなインドネシア料理の回は。岸野姉の幹事で開催されました。
インドネシア料理は以前食したことがありますが、結構味が濃いとの印象だったと記憶します。今回は如何にというところですが、やはりそんな料理でした。
今回は、コースで堪能させていただきましたが、サテ(串焼き)、チキンココナッツ煮、ナシゴレン(焼飯)、揚げバナナなどが登場。なかなかのお味でした。
マレーシアをよくご存じの河野姉に、近隣国と関連していろいろとサポートしていただきましたので、本場の味との比較も想像できて良かったのではないでしょうか。
サテのちょっとピリ辛の味噌は複数種の肉で味わいましたが、個人的には牛肉のそれがベストとの印象。チキンココナッツ煮は、本コースでは随一だった気がします。ナシゴレンは定番としての味を堪能。揚げバナナも思いの外美味で、バナナの甘味がなんとも美味しく感じました。
もっとも、これらの印象はあまり会では公にはなりませんでした。主宰である私のテンションが何やらいま一つ上がって来なかったというところもありましょう。意識はしていませんでしたが、あまり元気が出る状況では無かったようです。帰宅してから、何はどうあれ、もう少し熱くやらないと駄目だなぁ、と反省しきりでした。
今回は、最後にかの悪名高きドリアンにもチャレンジ。どれほどの物かと期待大に食してみました。すると…、予想に反して割と食べれるものですね。確かに、おかわり！と言うほどにはなりませんが、そんなに逃げ出すほどでも無いのではというのが感想でした。とは言うものの、ドリアンに病み付きになっているという河野姉に言わせると(これはこれで変人な気がしますが)、「ランクはいま一つ」とのことで、匂いもこんなものでは無いと言うコメント。お店の人が、注文に際して「本当に食べるの？ 止めておいたほうがいいよ」てな顔していたのもなんともなんとも。そんなドリアン。トドメは家に帰ってまで、胃の底からその芳しい香りが込み上げて来ました。ちょっと閉口。ハハ。
案内にも書き、会でも話題としましたが、インドネシアはマンデリン、トラジャと良質のコーヒー豆を産出する国としても有名です。
ということで、食後にはジャワコーヒーにチャレンジ。でも、料理での印象とは反対に予想通り美味しくありませんでした。
原因を探れば、いろいろ想像に難くないのですが、結果的には淹れ方に因ったのでしょう。産出豆は素晴らしくても、この店に期待していたわけでも無かったので、オーストリアの回でウィンナーコーヒーが飲めなかった時ほどショックはありませんでしたけどね。
ティーを飲まれた方もいらっしゃいましたが、ジャワティーだったのかしら？ コース中に出たジャワティーは、よく見かけるどこかの国のペットボトルでしたので、流石に手が出ませんでした。悪しからず。
グルメ以外の話題は、幹事披露の小ネタ他ちらちらと話題は出るものの、マレーシアやインドなど他の国への話題へすり変わってしまい、ちょっと異色な文化探訪という景色になってしまいました。
まぁ、直接的にその国の話題が盛り上がらない時は、全然とんちんかんな話題に至るよりも、近隣国や関係国へベクトルが向く方が健全ですし、そうあるべきとも言えましょう。
会の運営方法について、なるほどこういう形もありかと考えさせられる回でもありました。
インドネシアという国は、いくつか日本に馴染みがあるネタを有しており、もっと会話が充実していても良い気がしましたが、結局散漫な感じになってしまったのは、前述の状況もあって、私の会のまとめ方が拙かったせいもあったかと思います。
会ではインドネシアの探訪が最低限度達成できたとは言えなかったかもしれませんが、折角ですから各ネタにちょっと関心を膨らませてみると、ニュースの一つでも楽しく見れることになると思います。
第24回は、Toshがオーストラリア料理を担当。開催済。
第25回は、井上(善)姉が台湾料理を選定。
第26回は、内住姉が担当。
今後のWGT、いずれの回も皆様奮ってご参加ください。
WGT主宰 Tosh