●国 名:オランダ王国[和蘭、和蘭陀、阿蘭陀]★WGT 第2フェーズ第1回(通算第9回)【オランダ料理】報告
●国 名:オランダ王国[和蘭、和蘭陀、阿蘭陀]
●開催店:OUDE KAAS(アウデ・カース)[大阪・天満] ※2020年12月28日閉店
●実施日:2002/03/30(土)
●参加者:3名(幹事:金子兄)
第二フェーズがスタートしました。
第1回はオランダ料理。金子兄が幹事でした。
オランダ料理くらいは都内に1〜2件はあるだろうとの想像があったのですが、そうは単純には行かず、メニューの片隅にオランダ料理が記載されている店が見つかったものの、いわゆるオランダ料理屋と言える店を訪ねるには、大阪まで足を運ばざる得ないことになりました。
結果、催行人数は、当サークル始まって以来の少人数3人。プランとしては決して魅力が無いことはなかったと思うのですが、流石に大阪は遠かったということでしょうか。残念。
本題に入りましょう。
店は大阪は天満の一角にあるアウデ・カースという所。HPによると、国内で唯一オランダ食文化が味わえるとのこと。
店内はこじんまりとしており、あまり気取った感じはありません。家庭料理の店と銘打っているだけのことはあります。気さくな雰囲気の中で料理を食すことができました。
さて、オランダ料理というと、何を想像すればよいのかという疑問が湧いてきます。会員の方からも同様の質問がありましたが、興味があるなら自分の目と舌で確かめぃ！という思いつつも、私の知る限りを答えさせていただきました。
再度ここに記せば、私のオランダ旅行の経験から、すなわち旅行ガイドブックレベルの知識によると、マッシュポテトとニシン等の生魚、そしてチーズと言ったところでしょうか。因みに店の名前は、英語に直すとオールド・チーズ。熟成したチーズという意味のようです。
実際メニューも同様であり、プラスして肉、魚料理と家庭料理とは言いつつ一通りのコースを組み立てられるものも並んでいました。
参加者が少なかったので、注文したもののうち、主なもの少し詳しく書きましょう。
○オランダのグリーンピースのスープ
・本場ではえんどう豆が主流の様。エルテンスープと呼ばれます。
○オランダのウナギの燻製、生ニシン
・オードブル的に出される料理ですが、パンに挟んで食べるとこれが美味美味。
○スタンポット
・マッシュポテトの料理。たっぷりのジャガイモは食傷ぎみになるとも言えますが、家庭料理的な風情は随一。
○パンネン・クーケン(ベーコン、ゴーダチーズ、タマネギ)
・英語にするとどんな料理か想像がつきます。そうです、いわゆるパン・ケーキです。
薄いピザというか、ピザ型のクレープというか、見た目の大きさより、さくさくと胃袋に入っていきます。結構美味。
他にも、肉料理等も食しましたが、オランダのオリジナリティをさほど感じなかったので記載略です。
繰り返しになりますが、いずれも素朴な家庭的な料理で、おそらくオランダの家庭でもこんなものを食べているのだろうと想像できました。絶賛するほどの料理が無いかわりに、飽きが来ないというのが特色とも言えるでしょう。
確かにオランダ料理というとピンと来ないこないところも否定し難いのですが、国内にもう数件くらいあっても良さそうな料理だなぁという印象でした。
食文化はともかくも、オランダという国は日本人にとって決して未知の国ではありません。江戸時代以来日本との歴史的関係も深く、風車やチューリップといった名物、水運を活かしての貿易成長や多民族国家ゆえの雑多な文化、条約締結など政治舞台の側面、レンブラント、フェルメール、ゴッホを代表する素晴らしい絵画、サッカーやＫ-1等のスポーツに見られるオランダ人の身体能力の高さ等々。そして、Toshのアムステルダム旅行での思い出から導き出せば、街並みや家の造りだけを見ていてもなんか楽しく歩ける街とも言えます。
会員各位におかれても、イタリア、フランスといったヨーロッパのメジャーな観光国を旅した方はたくさんおられると思いますが、このような国に行って新しい視野を広げるのも一興ですよ。
これを気にオランダという国に関心をもっていただくのも面白いのではないでしょうか。
蛇足です。
本企画は折角大阪まで行くので、何か付加価値イベントを考えようと幹事殿に相談をしました。結果、案内にはＵＳＪ他を候補に挙げたプランをご紹介しました。
しかし、人数も減ったことから急遽プランを変更しグルメツアーにシフト。簡単にご紹介しましょう。
・浜名湖の鰻
・大阪のたこ焼き
・名古屋の味噌煮込みうどん
・丸子のとろろ汁
どれも、美味美味美味。緊急ＪＧＴとしてカウントすることにします。
さて、第10回は中国料理。
松下姉の企画で超高級店福臨門での開催です。
また、第11回はスイス料理。
オランダ料理幹事金子兄のご指名により、美穂子姉が指名されました。
今後のWGT、いずれの回も皆様奮ってご参加ください。
WGT主宰 Tosh